総選挙が近いのでふと、これまでの戦後の日本の歩みを私なりに振り返ってみた。サンフランシスコ条約で軍隊を放棄させられたことによって、日本は自国防衛をアメリカとの日米安保条約に負うしかなかった。アメリカはこの条約によって日本を台頭・拡大する共産主義勢力との対立の防波堤とした。(こう言われている)
そして戦後から1970年代まで日本はこの安保の傘の下で軍備にお金を使うことなく、その金を国の復興や経済発展に回すことができた。そのお陰もあって80年代になって日本の経済力は、GDP世界第二位まで躍進した(現在は4位まで後退)。
一方、アメリカはベトナム戦争をはじめ世界各地で展開する共産主義勢力との局地戦支援によって軍事費が肥大し、それが国の経済を圧迫した。
財政赤字・貿易赤字といういわゆる”双子の赤字”に苦しむようになり国家的な危機に瀕したのであった。
そのころ、日本企業が経済力を使ってアメリカの不動産や企業を買収しまくった。
そしてアメリカ人の誇りでもあり象徴でもあったと言われるニューヨークのロックフェラーセンターを買った時、アメリカの怒りが頂点と化し日米経済摩擦が勃発した。
アメリカの庇護の下で、ぬくぬくと金もうけだけに突っ走った日本は許せんということになり、市場開放しろとの強い圧力がかかってきたのである。こういった歴史的な背景を経て現在の日本がある。国家観を持った論戦をまずは期待した。




