昨年からの働き方改革や10月からの最低賃金のアップ(1,038円)に伴う賃金改定、その上、物価高が重なり中小企業にとってはどうやって売り上げを伸ばし利益率を確保していくか経営の真価が問われる。ガソリン価格に一喜一憂してしまうのはどうしてだろう。弊社では2~3円でも支出で大きな影響が出てくる。また、生活必需品で食卓に欠かせない卵の価格も高止まりしている。かつて「物価の優等生」とされた卵も鳥インフルエンザが蔓延し、殺処分により生産が減った影響もあり、追い打ちをかけるように折からの飼料代や燃料費の高騰、異常気象(猛暑)により300円台と200円前後の時代が懐かしい。
込めも5キロ4,000円台が続き、エンゲル係数が歴史的な高水準にあるというニュースが流れているが、素直に『高い』とうなずける。消費者の視点ではそうであるが、生産者の側に立てば、多少の思いもわからないではない。この物価高社員の給料も上げたい、売り上げも伸ばした。私のジレンマの日々が続くム………ム。




