建設業界の賃上げを巡って、岸田総理から「給与が良く、休暇を取りやすく、夢と希望が持てる」とした『新 3K』が打ち出された。前向きな産業に変えていくと強調されてはいるが・・・・・・・・・・・・。私は、前職時代から建設関連業こそ日本の基幹産業であり、裾野も他の業種より広く、世界的な技術力を持っている。これこそ日本のグローバリズムの中で勝負していける産業だと思っている。
また総理は「エッセンシャルワーカーでありながら、長年低賃金で3Kすなわち、キツイ・汚い・危険と指摘されてきたが、これからは未来へこの前向きな新3Kで、給与が良く、休暇が取れ、希望の持てる産業に変えていかなければなりません」
とは言ってはいるが、それでも、虚しさを感じるのは私だけだろうか?残念ながら、心に響かない。
政府は、建設労働者の処遇を改善するため関連法の改正案を閣議決定する予定だ。建設業界の持続的賃上げに向けて下請け側の労働費上昇分を価格に転嫁することを後押しするとは言っているが???????である。