「物忘れが増えてきた」「人の名前を忘れる」「漢字が書けなくなってきた」「簡単な計算も出来なくなってきた」ー30歳を過ぎた方から、よく会話の中で聞かれる言葉である。確かに・・・・・・・・・。この問題は、どうも加齢からだけではないようだ。そこには、医師の先生曰く、『スマホ認知症』と言われる病気が関係しているようだ。
「ほ~~。」脳には、入力される情報があまりに多いと疲労し、機能低下をおこすようだ。スマホ認知症は、スマートフォンやパソコン、タブレットなどのIT機器からの情報を、脳の処理能力を超えて受け取っている方におこるそうだ。スマホ認知症で影響を受けるのは、記憶力や記憶したことを処理する能力だけではない。
意欲や行動力、集中力、注意力、コミュニケーション能力、アイデアを生み出す力、計画通りに作業をやり遂げる力といった、さまざまな領域の能力に低下がみられるということである。ちょっとびっくりである。確かに若者の中にはメールでの会話はできるが、電話での会話は苦ってといった話もこの頃よく聞かれる。
時々パソコンやスマホを置いて意識して離れることも大切だ。