役柄、立場的にいろいろな会議や会合に出席をさせて戴いているが、人それぞれである。”知らずにし言うは不智なり、知りて言わざるは不忠なり”といわれるように誠実に端的に意見を申し上げるように気を付けているが・・・・・・・・・・・・・・、
よくわかりもしないくせに口を出す人は、じぶんの無知さを表すことになるし、また反対に、良く知っていながらわざと言わない人は誠意がないと言われる。つまり、この意味からすると不忠ということになるだろう。
対人関係において、知りもしないでさも知っているかのように言うのは勿論良くない。しかし、知っているのに奥歯にものの挟まったよう言い方をしたり、知らんぷりをするのも不誠実である。
取引きや友情を永続させ、組織を団結させるためには、正しい相互批判が前提となる。だからこそ誠実にこの諺のいわんとする『不智も不忠」という意味を自分なりに理解し誠意ある応対を私は心掛けている。