中国の諺に”君子は必ず其の独りを慎むなり”という言葉があるが、同じように西洋でも”宗教心を持たないと賢い悪魔になる”という言葉がある。洋の東西を問わず考え方は一緒なんだなと感心する。
徳のたかい立派な人間は、一人の時も、また違ったことをしないように、必ず自分の行動を慎重にするものである。しかし、人間誰も見ていないと・・・・・・・・・ついつい「誰も見ていないな!よし」といって感じで悪さをしてしまうことがある。(自分としても反省)
他人が見ていれば、人は誰でも慎重に行動をする。だが、他人が見ていようといまいとつねに慎重にふるまうことが大事である。誰も見ていないからといって、勝手にふるまいをしたり、悪いことをしたりすれば,あと味がの悪い想いをするだけである。
これが道徳心の始まりのようである。これがなくなってしまうと全てを法によって縛らなければならなくなる、そうなると非常に窮屈な社会となる。このバランスが必要なことは、社会だけではなく会社における言動行動も同じである。