スズメのお宿
宮城県野鳥の会宮城県支部の顧問をしている。小学生の頃から野鳥に興味を持ち、漫画本よりは野鳥の図鑑とかを見ていることが多かった。私の通った小学校には昔、小鶴ヶ池と言われた池があったそうで私が小学校の頃にはすでになくなっていたが、周りは当時見渡す限る田園地帯で福田町や岩切方面まで広がっていた。冬になるとカリガネやマガンが越冬しに来ていた。V字飛行の独特の群れを見ることが当たり前であった。それにつられて猛禽類のオオタカやハヤブサも時々飛んできていた。そんなこともあり、私の部屋から見える用水路の所に餌台を作って戴て小鳥の餌やお昼の残ったご飯粒を与えている。やってくるのは、主にスズメ・ヒヨドリ・セキレイ等、カラスもやっってくる。小鳥たちの餌をついばむ姿に癒されている。用水路にはシラサギやカワウもやってくる。産卵時期には、親鳥が子スズメに口移しで餌をやる姿には、何とも言えないほほえましさを感じている。これも自然との共存と言えるのだろうか