一路大阪へ
午前9時50分の仙台発の飛行機で一路大阪へ向かった。今日は仙台でも二度目の雪かなと思われる寒さを感じる気温だ。先日の新幹線もそうであったが、ほぼ満席だ。飛行機の乗車率もすっかりコロナ禍からアフターコロナに転じている。大阪でも寒い、コートが無いととても耐えられない。今日は、クレーンメーカーのコベルコの明石工場での研修である。工場の内は一切撮影とかは禁止である。講義を受ける前に工場の見学、パイプ一本からクレーンの組み立てまで一貫作業である。神戸製鋼の関連会社と言うこともあり、随所に神戸製鋼製のAIロボットが活躍している。溶接などは見ていて素晴らしい。最後のキャタピラの接続はやはり人の手が入る。120tのクローラークレーンが最終仕上げを待っている。最後に世界最大のクローラークレーンを見せて戴いた。なんと3,500tだそうだ。これは国内のどこの現場で使用されるのだろうと想像してしまう。この工場では月産30台ほどを生産しているとのことであった。生産台数のうち北米向けのクレーンが現在半数を占めているとのこと、やはり北米は日本と違ってかなり景気が良いという表れである。北米向けのクレーン形は、日本向けより同じトン数であっても車幅とかが広い。国内の事情によるものだそうだが、クレーン等の機械に関することは全くの素人なのですべてが新鮮だ。大いに学ばなくては!!!