安全を説明するとなると案外難しいことに気が付く。『安全』の反対語は『危険』である。つまり安全とは危険でないことと表現することもできる。しかしこれは正しい表現なのだろうか?広辞林によると安全と危険は次のとおりだ。安全(安らかで危険のないこと。平穏無事。物事が損傷したり、危害を受けたりするおそれの無いこと) 危険(危ないこと。危害または損失のおそれのあること)。危害又は損失のおそれという言葉がどっちにも出てくる。『危害または損失のおそれ』を調べてみると『リスク}という表現が出てくる。そうすると 安全:リスクのないこと 危険:リスクがあること となるのではないだろうか。
ちなみに安全や安心という言葉は、同じような意味でつかわれているが、『安全』は『安全性』等と使われるように客観的な意味に使われる。『安心』は『安心感』等と使われるように主観的な意味合いとなる。
流れ的には、安全⇒安心⇒安定となる。」そういう意味からするとすべてにおいて『安全』が最優先されるということになる。なるほど!!!