今朝、91歳になる母親から電話があり、「文博、誕生日だね。なにかほしいものはあるか」と言われた。忙しさに紛れてとんと忘れていた。そうか俺も今日で66歳か。「母には、何もいらないよ」といったが、ふと小林一茶の『門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」という句が頭をよぎる。
この年になる生意気言って恐縮だが、そういった心境になる。私が生まれたのは、1960年、この年は日米安保条約の改定で政治が右か左かで大きな論争が起きていた。その当時の社会党の浅沼委員長が演説会で刺殺されるといった事件も発生した.。それだけ戦後政治が動いて時代である。やがて、岸信介総理(安部元総理の祖父)が総辞職することで落ち着き、その後の池田総理の高度成長・所得倍増論によって政治の方向性から経済へと関心がシフトしていく。経済的にはエネルギーの中心が石炭から石油へと変わり、テレビのカラー放送が始まった。
アメリカでは、初めてケネディとニクソンによるテレビ討論会が行われ、ケネディが当選をする。『Ask what you can do for your country』国が私たちに何をしてくれるかを問うな 私たちが国に対して何をできるかを問え、という就任演説における有名な言葉を残した。そして10年後に月に行くアポロ計画、ニューフロンティア精神など激動の世界情勢であったがそこには夢も希望もあった。しかし、現在のトランプ大統領には・・・・・・・。年を重ねても夢とロマンは持ち合わせていたいものだ。




