人間は万物の霊長といわれる。確かに祖先から進化を続け文明を発展させてきた。『人間とは偉大なものだ』と私もそう感じている。
しかし、そうだからといって思いあがってはいけない。台風や地震といった大きな災害の前では、なんと人間は無力で小さなものだとも感じてしまう。
最近インフルエンザがまた流行りだした。先日読んだ中村天風氏の言葉を借りれば、現代人がかかるような病気がインドにはないということだ。「え~何で・・・・」と思うのだが、自然と一体となって暮らしているからだそうだ。
また、無理をせず人間はやるべきことをやらなければならないとも言っている。食生活にしても、血の滴るステーキを食べてばかりいたら血液は酸性になってしまう。育ち盛りや若い時にはそれでも消化機能が働くが、年をとればそうはいかない。
にもかかわらず昔と同じような食生活をしていれば、血は濁ってしまいウイルスも蔓延してしまう。その結果、成人病と呼ばれる病気を発症してしまいなかなか天寿は、全うすることはできない。
自分に置き換えれば、なかなか簡単のようで難しいことである。頭では理解できるが、実践となると・・・・・・・・。しかし、このことをしっかりと肝に銘じて生活していきたいものだ。




