学生時代から中国の諸子百家が好きで、『三国志』をはじめ『項羽と劉邦』など戦史物もよく読んだ。仕事に就いた時のも問題があると諸葛孔明ならどのように判断したのだろうかとかいろいろと思いを巡らかしてきた。
つい最近では、おそらく秦の始皇帝の時代であろう映画『キングダム』がヒットしている。そんなことを考えながら、随分としばらくぶりとなるが本棚から『孫氏の兵法』を取り出してみた。
”兵は軌道なり”兵者詭道也 いくさとは、敵と味方のだましあいであると書いてある。『孫氏』のこの有名な定義については、昔から時代を超えて賛否の意見があるようだ。しかし、孫氏が言わんとすることは、単なる詐術ではなく、いかに敵の弱点や誤算をついて戦うかということであろう。
その具体的なものとして、孫氏は以下のような戦術を上げている。
◎できるのにできないふりをする。◎遠ざかる(逃げる)と見せかけて近づく。
◎敵を誘い出して撃破する。◎敵を怒らせてその兵力を消耗させる。◎敵陣の弱いところに不意打ちかける・・・・・・・・・・・。こうしてみると一種の弁証法的な運動戦にも見えてくるが・・・・・・・しかし、言葉で理解をしてもなかなかそうはいかない。ビジネスも同じである。




