今年の元日に発生した『令和6年能登半島地震』で被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げたい。また、一日も早い復旧・復興もお祈り申し上げます。今回の半島地震では、家屋の倒壊・下敷きによって圧死が多く発生したようです。今から13年前の東日本大震災時の被災地である宮城県内の地域と比較すると、人口や経済規模、産業構造など気仙沼地方と近似していることが分かります。(宮城県の発表)
当時の東北地方の市町村ごとの建築時期の古い住宅が占める割合と高齢化率を見ても能登地方と気仙沼地方には強い相関関係が存在していると言われている。震源地のある能登半島のうち、輪島市・珠洲市・穴水町・能登町の4市町の地勢と比較すると頷ける。
そのことからすると高齢化率の高い地域において、同じようなリスクがあることが分かります。今後、防災上も重要な課題のひとつとしての対策が望まれるわけですが、ここは行政のみならず企業や地域も一緒になって対策を講じることが大切だ。