2013年にイギリスのオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン教授が発表した論文『雇用の未来-コンピュター化によって仕事は失われるのか』によると20~30年後には現在の仕事の約50%がAIや機械に置き換わると言われている。また、マキンゼー・カンパニーも2021年から日本の業務のうち約30%がDX化され、機械によって自動化されていると言っている。そういうことからすると会社における人の役割は、これからどんどん小さくなると思われがちであるが、それは逆だと私は思っている。
なぜなら、いくらデジタル化が進んでも、新しい価値の創造、価値観を決めることができるのは人間だけだからである。
どんな業界でも、社員が自発的に動きイノベーションが次々と起きる会社は時代の波に乗って生き残っていけるだろう。そのために最も大事なのことはやはり『人材』ではなかろうか。人材に対する投資をしっかりとしていかなければならないと思っている。