「甲」は、音読みでは「こう」、訓読みでは「きのえ」と読みます。十干(じっかん)の一番目で最初にあたります。「甲」の字義は、春になって樹の目が冬の間被っていた殻を破って出てきた姿を表した象形文字で、新芽が出はじめるということから、「はじめ・はじまる」等の意味があります。また、「はじめ」という意味から、十分慎重にやらなければならないので「つつしむ」という意味もあるそうです。新しく始める際の法令・制度を意味するとも言われている。
しかし、私たち人間はとかく、新しく始める機運があっても、旧来の陋習に慣れてしまい改革・革新にはなかなか進まず、因習姑息になりがちあり、そこから「狎れる」の意味に転じたと言われる。
因習姑息、事なかれ主義でやってきた旧体制が破れ、新たな時代への期待だけではなく、私たち自らもそのような動きをしていきたい。
長引く物価高騰が国民生活に深刻な打撃を及ぼしている現状の日本経済にとって、安定して物価上昇を維持しながら持続的な経済成長に繋がる革新的な経済対策を待ち望みたい。今の政治ではダメか?!?!?!?!。