人間は、年月を重ねてくるとなかなか良いとはわかっていても方向転換が難しい。『過ちては則ち改むるに憚ること勿れ』 過則勿憚改 論語の中にある。
過ちがあったら、ぐずぐずせずにすぐ改めよと教えている。完全無欠な人間というものはいない。人は誰でも過ちを犯さないものでは無い。問題はおれは間違っていた、と気が付いたときに、即座に改めらるるかどうかである。
私も時々反省をするが、つまらない人間は、過ちに気が付いても、弁解したり、見栄を張ったり、ごまかしたりして、なかなかその過ちを認めようとしないし、すぐ改めない。里ppな人間はそういうときにすぐ改める。この点が違うと論語では教えている。言葉としてよく理解はできるが、その言葉道理にできないのが人間の性でもある。それにしても諸子百家は面白いものである言葉言葉が勉強になる。